n=1

こんなブログ見なくて良いからゲームしろ(クロノ・クロスプレイ感想)

もう1年以上前にプレイしたゲーム。記憶もあやふやな状態で評価というかレビューを書くのは不誠実な気もするが、箇条書きで書いていきます(プレイ当時の書き溜め+加筆)。既プレイ済みの人向け感想です。

 

気になる所(主にマイナス面)

・LALAのパスワードが前作をやっていないとわからない。

・物語が不親切すぎる。(分かりづらい)まぁ、ラジカルドリーマーズという当時購入不可だった作品の世界の別次元を描いたのが今作のようなものなので前提から不親切である部分はある。

・キッドはサラの分身?であることを描写している?ゲーム内でわかるところが少ない(なんだ?おひめさまじゃんか?とサラ・キッド・ジール、ルッカの手紙、オパーサの浜等)

・キッドがダークセルジュに刺された時に過去に行ったらしいけどどこに行ったん?

・考察がアルティマニアありき。いや周回プレイと過去作しっかり把握していればいけるのかもしれない...。過去のゲームや映画などのサブカルチャーは考察しがいのあるものが多いが、どこまで難解にしてよいか問題。Z世代や近年のような娯楽がありふれている時代であればわかりづれぇ で投げられてしまうと思った。

・しかしこのゲームが発売されたのは1990年代。なぜこんなに評価が…→トリガーのキャラが不憫な目にあったから。結局トリガーからの期待値の高さからくるもの。

・セルジュが生きている世界はフェイトを倒すのはまぁ既定路線。そっから時喰いを倒せるかは微妙ラインだった。けどセルジュは倒せた。

 

・不人気な理由の考察

・続編って期待してた人が前作のキャラがなかなか出てこないことにヤキモキする、そして過去作の主人公全員が殺されている(ルッカハウス、ガルディア王国滅亡のため生死不明だが)、魔王という前作で救われていないキャラが今作でもまだ救われていない点。

・前作主人公たちが救った世界を否定しているわけじゃないんだけど救った世界のせいでまた後の世界が大変になってる みたいな描かれ方が反感かってる。

・キャラが多いせいで、キャラの掘り下げができていない。多い意味がないのならコンセプトとかがずれる。配信中にコメントでもあったけどラジアータのような良さがない。

・ホームアナザー行き来しててどっちがどっちの世界観だっけ…?ってなるのも問題。

・後配信でも言ったが回復するのにスタミナ7使用っていうのが結構重い。レイズ系も1シナリオで最大3個までみたいだし。

 

刺さった所(良かった点)

・SF的な世界観。私個人がSF的な世界観が好きである。SFには多分SFの古典的な物があってそこからの文脈とか色々知っているとより楽しめるジャンルだと思う。私はそういったものをよく知らないが、SF的な世界観はなんかワクワクするし分かるけど何か分からない所を何回も文章を読んで知りたい、と思ってプレイして考察したくなる、というのは楽しい。自分で考察して公式からの用意された解答と答え合わせをするのも良いし、公式が答えを用意していないケースで深く考察をされた方の記事を読むのも「自分が考えていない奥底まで考えているプレーヤーがいてすごいなぁ」と感心できて楽しい。

・音楽は良かった。

・戦闘面。固有エレメント以外はどのキャラでも自由に技が使えるのは良き。レベルスター制の為途中加入するキャラに関しても活躍できる可能性が高い。1からレベル上げをしなくて良い(活躍できるかどうかは結局キャラの強さ次第ではあるが)

 

・仲間の数について。

こんな仲間キャラいる?という考えについては自分はいても良いのでは?という意見です。理由としては『桃太郎伝説』というゲームタイトルでは本当に「これいる?」みたいな多種多様なキャラが仲間になる魅力があってそれが私自身は好きだったから。しかも桃太郎伝説ではキャラのレベルを1から育てなければいけなかったがこちらでは加入直後から使えるので更に高評価。

 

もう一回プレイしたい気持ちもあるし、アルティマニア読むだけでも良いか...言う気分にもなるし。私はプレイして損した気分にはならなかったので良作だと思っています。